しろう農園

宮古島そだちのアロエベラ

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2018.02.22

シミ・そばかすに効くアロエベラ

シミやそばかすは、日光を浴びてすぐ目立つものではありません。

日焼けを一度に多く浴びてしまえば、紫外線も大量に受け、やけどのようになります。
(アロエベラはやけどへの効果もあります)
シミやそばかすは、少量の紫外線でも長年にわたって蓄積し続けた慢性的な皮膚の老化になります。
周囲の皮膚よりメラニンが多く、メラニンの量や深さによって黒ずんだり茶色みが出たりと色や大きさにも違いがあります。
そばかすは遺伝的な要素が大きく、子供の頃から現れ、紫外線を浴びることで、増えたり濃くなっていきます。

シミやそばかすの元であるメラニンは、紫外線が皮膚の真皮の部分まで届かないようにするために生成さられるものです。
角質とともに排出されていくべきものですが、紫外線を浴び続けることによって、表皮の角化細胞に悪影響を与え、メラニンを多くに生成しすぎ、
排出しきれなくなったメラニンが残ってしまいます。

シミやそばかすができたり、濃くなったりする過程においてアロエの成分が作用して皮膚の老化を防ぎ、シミやそばかすを薄くしてくれることが、細胞レベルで解明されつつあります。

アロエの成分の一つであるアロエジンは、皮膚のメラノサイトにおいて、チロシナーゼの働きを抑えることがわかっています。
そのため、メラニンの生成が少なくなるというわけです。

表皮細胞を使った実験では、アロエベラの葉肉の汁がターンオーバーを促すことが解明されています。
海外の報告では、アロエベラエキスが、紫外線A波(UVA)による角化細胞への悪影響を防ぐメカニズムも明らかになっています。

以前は、アロエが化粧品に配合されるのは、アロエの葉のゼリー状の部分に多く含まれるムコ多糖類による保湿が主な用途でしが、
最近では多くの成分が相乗的に美肌効果を発揮することがわかってきました。

いつも潤いのある肌を保つだけではなく、皮膚の細胞にも良い影響を与えて、防護機能の高い強固な皮膚構造を作ることも解明されてきています。
アロエに含まれる植物ステロールには、コラーゲンやヒアルロン酸を増やす効果があることも発見されています。

アロエの美肌に対するさまざまな効果は、古来からの云われだけでなく、科学的に証明されてきており、さらに解明への期待がかっています。


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