2018.01.22
アロエの歴史
アロエの原産地は、アフリカおよびインドで太古から原住民にたちが薬草として尊重していたと言われています。
文献に登場するのは、古代エジプトの墓から発見された「エーベルス・パピルス」という古文書で紀元前16世紀にさかのぼります。
最も有名なのは紀元前4世紀ごろ活躍したアレキサンダー大王が、戦いで傷ついた兵士の治療に使い遠征にも必ず持参した、というものです。
日本にアロエが伝わったのは、中国を経由して鎌倉時代に入ってきたというのが通説になっています。
正式な記録として現れるのは江戸時代の「大和本草」という本のなかで「その味にがく臭くして、気味ともに甚しくにがきゆえに虫を殺す」と記されています。